フレックスジェット、プラエトル500のローンチカスタマーに

エンブラエルは2019年12月23日(月)、ビジネスジェット「Praetor(プラエトル) 500」初号機をアメリカのフレックスジェットにデリバリーしたと発表しました。2018年にプラエトル 600とともに新型機として発表されたプラエトル500は、発表から約1年で、ブラジル連邦民間航空庁(ANAC)、アメリカ連邦航空局(FAA)、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)の認証を得て市場に投入され、中型およびスーパー・ミッドサイズ機として最も技術的に進化した機材となります。

フレックスジェットはプライベートジェットのグローバルリーダーで、2019年の航空関連見本市「NBAAコンベンション2019」で、Phenom 300、Praetor 500、Praetor 600の購入を発表しており、これらのカタログ価格は現在最大14億ドルとなります。

エンブラエルのレガシー450/500の発展型となるプラエトル500/600のうち、プラエトル500は4人乗りで、中型機としては最速スピードで運航でき、航続距離は6,186キロメートルと、ロサンゼルスからニューヨークなど、アメリカの端から端まで直行便で運航できます。