ANA総合研究所は2019年12月26日(木)、2019年度の日本発着国際旅客定期便の提供座席数を取りまとめ、公表しました。これによると、2019年冬季スケジュールの座席数は対前年比で約149万席が増加、2019年度通期は前年比6.5%増の計約6,419万席となりました。
韓国路線は、韓国系航空会社を中心に冬季スケジュールで約149万席と、日本国内の全方面で提供座席数が大幅に減少しましたが、中国本土路線は、中国系航空会社を中心に提供座席数を伸ばしています。特に、前年冬季比で11社が14路線を追加したほか、48路線で増席され、提供座席数は約179万席増と大幅な増加を見せています。
全路線合算では、韓国線の急激な減少を中国線の大幅な増加が相殺していますが、国内方面別に濃淡があり、北海道、中国、四国、九州、沖縄の各地方で提供座席数が減少しています。