アヴィエーションPLC、BRAブラーテンズにATR 72を納入

アヴィエーションPLC、BRAブラーテンズにATR 72を納入

ニュース画像 1枚目:ブラーテンズ ATR 72-600
© Braathens Regional Airlines
ブラーテンズ ATR 72-600

アヴィエーションPLCは2020年1月16日(木)、スウェーデンのBRA ブラーテンズ・リージョナル(BRA)に、ATR 72-600を納入したと発表しました。この機体の製造番号(msn)「1591」で、機体番号(レジ)は「SE-MKP」で登録されています。

「SE-MKP」は、ドイツ銀行による融資でアヴィエーションPLCが購入、BRAにリースする5機のうちの2機目です。機齢が古いリージョナルジェットをATR 72-600に更新することで、ローン・マーケット・アソシエーションが2018年に制定したグリーンローン原則に沿った取り引きです。

ATR 72-600は、他のリージョナルジェットやターボプロップ機と比較し、二酸化炭素排出量を40%削減しています。また、ターボプロップ機はより少ない燃料で加速でき、短距離路線ではジェット機より効率的に運航できます。BRAは、既存の機材を更新し、1機あたり年間7,500トンの二酸化炭素排出を削減でき、環境への影響を最小限に抑えます。

なお、BRAのグリーンファイナンスによるATR 72-600の導入は、2019年12月にアヴィエーションPLCが納入したATR 72-600「SE-MKL」に続き、2機目となります。

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