防衛省は2020年1月17日(金)、嘉手納飛行場からグアム島へ訓練移転の計画を発表しました。この移転訓練は、本来は嘉手納飛行場で実施する予定の航空機による訓練を、グアムなどへ移転するもので、今回で101回目になります。
訓練移転の期間は、1月27日(月)から2月6日(木)です。嘉手納基地の第18航空団(18WG)が、グアム島のアンダーセン空軍基地に移動します。参加する航空機はF-15が12機程度、参加人員は210名程度で、アンダーセン空軍基地やその周辺区域で戦闘機による戦闘訓練を実施します。
18WGは、アメリカ空軍で単一では最大の混成航空団です。保有機はF-15や空中給油機のKC-135、早期警戒管制機のE-3 AWACS機などで、18WGは作戦、メインテナンス、任務補助、土木、医療の5つのグループに分かれています。