カリーニングラード州のチカロフスク飛行場に配備する、ロシア海軍のバルチック艦隊航空隊、第689親衛戦闘機航空連隊のSu-27とSu-30SMが、バルト海公海上で空中戦の訓練を行いました。
ロシア海軍でSu-27を運用している部隊は、バルチック艦隊航空隊だけです。スウェーデン空軍電波電子偵察機のガルフストリームS102B 「コルペン」に2019年1月24日(木)、スクランブル発進し、8月13日(火)にはロシア連邦セルゲイ・ショイグ国防相の乗った航空機に接近した、北大西洋条約機構(NATO)によるバルト三国の領空警備でリトアニアに配備していたスペイン空軍のF/A-18から護衛し、追い払いました。
北欧や西欧、ロシアにとっても重要なバルト海はこれからも各国の戦闘機がけん制しあうホットな場所であり続けるとみられます。