デルタ、持続可能な航空燃料の購入でNWABFと長期供給契約を締結

デルタ、持続可能な航空燃料の購入でNWABFと長期供給契約を締結

ニュース画像 1枚目:デルタ航空 イメージ
© DELTA AIR LINES
デルタ航空 イメージ

デルタ航空は2020年1月30日(木)、ノースウエスト・アドバンスド・バイオフューエルズ(Northwest Advanced Bio-fuels: NWABF)と持続可能な航空燃料の購入に関する長期供給契約を締結したと発表しました。

デルタ航空は2019年10月、NWABFと提携し、バイオ燃料を生産する施設の事業化調査に200万米ドルを投資します。この調査ではワシントン州の施設において製造され得る持続可能な航空燃料が、シアトル、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルス発着のデルタ航空が運航する路線の燃料を供給できるか、2020年半ばまでに見極めます。

この施設でバイオ燃料が製造、供給されると、従来のジェット燃料と比較し、ライフサイクル二酸化炭素排出量を最大80%削減できます。デルタ航空は、バイオ燃料など石油代替製品の開発を手掛けるジーヴォ(Gevo)とも、バイオ燃料の長期供給契約を締結し、ミネソタで製造される燃料は2022年から2023年までに利用可能になる予定です。

なお、NWABFとの高度計画調査は2020年中に終了し、2024年末までの燃料製造開始が期待されています。持続可能な航空燃料の製造、活用を促進し、デルタ航空は航空業界における今後の最良な実践モデルを目指します。

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