© 成田国際空港
第3ターミナル内を巡回警備するSQ-2
成田国際空港(NAA)は2020年2月4日(火)から、第3ターミナル国際線出発エリアに最新型警備ロボットを導入します。成田空港では、2019年6月から、第1ターミナルと第2ターミナルに自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2(エックスツー)」を導入しています。今回、第3ターミナルに導入されるのは、足回りの面積が小さく、人込みや狭い通路等での機動性が高いSEQSENSE(シークセンス)の「SQ-2」で、立哨警備と巡回警備を行います。
東京2020オリンピック・パラリンピックに伴う、館内警備の更なる強化を目的に、これまで警備員の目で実施していた巡回監視業務に、ロボットのカメラを通じた画像監視が加わることで、人とロボットの力を融合させ、より高度で効率的な館内警備を実現します。
このロボットは、空間認識3Dセンサーで高度な自律移動性能を持ち、360度カメラによる監視が可能なほか、遠隔でリアルタイムでのロボットの操作や監視が可能で、連続稼働時間は6時間です。
成田空港は今後も、最先端ロボットを活用することで、さまざまな業務の自動化や省力化に向けた取り組みを行うとともに「安全・安心・快適」な空港をめざします。