JAL、コーポレートフライトメリットが海外出張専用に 春から積算開始

JAL、コーポレートフライトメリットが海外出張専用に 春から積算開始

ニュース画像 1枚目:JAL 777-300ER
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日本航空(JAL)は2021年4月から法人向けサービスプログラム「JALコーポレート フライトメリット(JCFM)」が海外出張に特化したプログラムに変更します。これに伴い、2020年4月の搭乗分から実績積算を開始します。

JCFMは、登録した法人を対象に、出張でJALを利用した実績に応じ特典を提供する法人向け無料プログラムで、利用金額の総額に応じて国際線ビジネスクラスアップグレード券、JAL国際線航空券割引などの特典が提供されます。

現在、JALグループ国内線も実績の積算対象ですが、現行のJCFMの実績積算期間は2020年3月で終了し、2020年4月からJAL国際線のみが実績積算の対象となります。新プログラム初年度の実績積算期間は2020年4月から12月までの9カ月で、該当期間の実績により2021年4月から新JCFMプログラムの割引期間がスタートします。

初年度の2020年度は、75万円以上750万円未満が「ブロンズ」ステージ、750万円以上2,200万円未満が「シルバー」、2,200万円以上3,700万円未満が「ゴールド」、3,700万円以上が「プラチナ」となります。

各ステージ毎にJAL旅行券、Amazon ギフト券、JCBギフトカード、空港送迎サービス、JAL国際線機内Wi-Fi利用クーポンなどとポイント交換、もしくはシルバーは公示運賃から2%割引、ゴールドは3%割引、プラチナは5%割引のどちらかの特典に交換でき、現在より特典の幅が広がります。なお、シルバーは2020年4月から2021年12月搭乗限定のステージとなります。

新プログラムの実績積算対象は、JAL国際線、アメリカン航空の日本発着区間、アメリカ国内区間、アメリカ/カナダ区間におけるJAL便名のコードシェア便、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、イベリア航空の日本発着区間とヨーロッパ内区間におけるJAL便名のコードシェア便です。

券番が「131」で始まる航空券で、券面に表示されている予約クラス「F、A、J、C、D、X、W、R、E、Y、B、H、K、M、L、V、S、Q」が対象で、現在より国際線の対象の予約クラスが大幅に広がっています。また、現在は半期ごとの利用実績をベースとしていますが、新JCFMは1年間が積算期間となり、より特典を獲得しやすくなります。なお、エコノミークラスのJAL海外ダイナミックパッケージ、また海外発、海外発券の航空券は積算対象外です。

期日: 2020/04/01から
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