空港連絡バスを運行する東京空港交通、三菱ふそうトラック・バス、三菱ふそうバス製造は2020年1月23日(木)、大型観光バス「エアロエース」エレベーター付きバスの開発と日本初の空港連絡バスへの導入で「国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を受賞しました。
スロープと車内エレベーターで車椅子のまま地上から約1.35メートルの高さにあるバス客室に移動し、専用スペースに固定する仕組みを導入したバスで、空港のリムジンバスによる移動の可能性が高くなったと評価を受けています。このようなのエレベーター付きバスの導入は日本初の取り組みです。
エレベータバスは「人にやさしいバス」をコンセプトに、東京空港交通の強い後押しで開発に着手、4年をかけて商品化し、各バス運行事業者や製造メーカーの協力のもと、2018年から販売されています。東京空港交通は現在、羽田空港国際線ターミナル発着の東京シティエアターミナル線と新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)線、成田空港発着の東京駅八重洲北口(鉄鋼ビル)線でリフト付きバスを運行しています。