ロシア航空宇宙軍のAn-22などの輸送機、乗員が飛行訓練を実施

ロシア航空宇宙軍のAn-22などの輸送機、乗員が飛行訓練を実施

ニュース画像 1枚目:離陸するAn-22
© Минобороны России
離陸するAn-22

ロシア航空宇宙軍は2020年1月28日(火)、モスクワ近郊のトヴェリ・ミガロヴォ空軍基地で軍事輸送航空部隊の乗員が「戦闘状態」での離着陸や飛行訓練を30回以上、実施したと発表しました。訓練には、アントノフAn-22やイリューシンIL-76MDが参加しました。

トヴェリ・ミガロヴォ空軍基地は、ロシア連邦最大の輸送機の基地です。世界最大の量産型輸送機アントノフAn-124や、ターボプロップ最大の輸送機An-22、IL-76などロシアを代表する輸送機を配備しています。

An-22は1965年2月に初飛行し、1969年1月にソ連空軍で運用を開始しました。アメリカ空軍のロッキードC-5Aギャラクシーが登場するまで世界最大の輸送機でした。ロシア空軍やアエロフロート、アントノフで運用されていました。過去には日本への飛来実績もあります。

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