海保、巡視船と航空機をインドとマレーシアに派遣 えちごは2月8日帰港

海保、巡視船と航空機をインドとマレーシアに派遣 えちごは2月8日帰港

ニュース画像 1枚目:インド沿岸警備隊との訓練風景
© 海上保安庁
インド沿岸警備隊との訓練風景

海上保安庁は2019年12月26日(木)から、インドとマレーシアに海賊対策、訓練のため巡視船と航空機を派遣しました。派遣中は、公海上での哨戒活動や寄港地で関係機関との連携訓練を実施し、各国の海上保安機関と連携、協力関係の強化を図りました。

派遣された巡視船は新潟保安本部所属の巡視船「えちご(PLH-08)」です。「えちご」には、S-76D救難ヘリコプター、機体記号(レジ)「JA916A」の「みさご」が搭載されています。

12月26日(木)に新潟港を出港し、年が明けた1月13日(月)にはインドのチェンナイ港に入港、1月16日(木)にインド沿岸警備隊の巡視船艇5隻、航空機3機と連携訓練を実施、1月22日(水)にマレーシアのポートクランへ入港、1月24日(金)マレーシア海上法令執行庁の訓練を視察しました。「えちご」は、1月25日(土)にポートクランを出港、2月8日(土)に新潟港へ入港する予定です。

派遣された航空機は、那覇航空基地所属のファルコン2000EXの「ちゅらたか」、機体番号(レジ)「JA573A」です。2020年1月21日(火)に那覇を出発し、マレーシアのスバンに到着、マレーシア政府関係者へ公開し、1月24日(金)に那覇へ帰還済みです。

海上保安庁は、2000年から東南アジア海域に巡視船や航空機を派遣しており、法の支配の基づく、自由で開かれた安全なインド太平洋海域の実現をめざし、各国とさらなる連携、協力関係を推進しています。

期日: 2019/12/26 〜 2020/02/08
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