海上自衛隊八戸航空基地に2020年1月24日(金)、アフリカのソマリア沖アデン湾へ第37次派遣海賊対処行動航空隊として派遣されていた第2航空群のP-3Cが帰国しました。
任務飛行に従事した航空隊要員、P-3C哨戒機の帰国行事が防衛副大臣も出席して実施され、派遣部隊を家族や同基地隊員が出迎えました。37次要員は2019年10月2日(水)に八戸航空基地を出発していました。
今回の帰国は、第38次隊と第13次支援隊へと交代によるものです。第38次派遣海賊対処行動航空隊と第13次派遣海賊対処行動支援隊要員として派遣される部隊は、那覇基地の第5航空群P-3C部隊と第25普通科連隊を基幹としています。
海自は2009年からソマリア沖・アデン湾の海賊行為を抑止するため、護衛艦とP-3C哨戒機による警戒監視活動などを開始し、現在まで継続して活動しています。第38次隊の派遣任務から「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」も実施します。