スペイン空軍F/A-18、機体損傷のエア・カナダ機の緊急着陸を支援

スペイン空軍F/A-18、機体損傷のエア・カナダ機の緊急着陸を支援

ニュース画像 1枚目:スペイン空軍 F/A-18
© Ejército del Aire, Ministerio de Defensa España
スペイン空軍 F/A-18

スペイン空軍は2020年2月3日(月)、離陸時に機体を損傷したエア・カナダの767-300ER、機体記号(レジ)「C-GHOZ」の緊急着陸を第12航空団のF/A-18Aがサポートしました。

乗客128人を乗せたAC837便は、マドリードからトロントへ向けて離陸した際、タイヤがバーストしエンジンを損傷、緊急事態を宣言、マドリードに引き返しました。管制官からの要請を受け、スペイン空軍は17時5分に指示を出し、第12航空団はトレホン・デ・アルドス空軍基地から、「C-GHOZ」をサポートするため、F/A-18Aが30分で離陸しました。

F/A-18Aは5分で飛行中の「C-GHOZ」に到達し、機体の周囲を飛行して機体の損傷状態を確認、エア・カナダのパイロットに状況を伝えました。AC837便は着陸のため、マドリード上空で数時間かけて燃料を消費し、機体重量を軽くしました。

F/A-18Aは18時16分、トレホン・デ・アルドス空軍基地に着陸、当該のAC837便は19時6分にマドリード・バラハス国際空港へ無事着陸しました。乗員乗客にけが人は出ませんでした。

期日: 2020/02/03
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