百里の偵察航空隊、無事故8万飛行時間を達成 59年の歴史閉じる前に

百里の偵察航空隊、無事故8万飛行時間を達成 59年の歴史閉じる前に

ニュース画像 1枚目:無事故飛行時間8万時間達成
© 航空自衛隊 百里基地
無事故飛行時間8万時間達成

航空自衛隊百里基地に所在する偵察航空隊は、2020年2月4日(火)に無事故飛行時間8万時間達成しました。

偵察航空隊は、航空偵察活動を任務としてます。日本全国の空を、任務飛行や訓練飛行で飛行しています。地震などの災害発生時は、いち早く災害現場へ飛び、状況を伝えるため、昼夜を問わず飛行、「見敵必撮」をモットーとし、大切な情報を持ち帰るため、これまで無事に基地に帰ってきました。

松島基地で1961年、RF-86Fを装備して編成されたのち、1963年8月に入間基地へ移動、さらに1974年12月、百里基地にRF-4Eが配備、1992年6月にはRF-4EJが配備されました。偵察飛行隊は2019年度中に活動を終え、59年に及ぶ歴史を閉じる予定です。

RF-4Eは、F-4EにRF-4Cの偵察装備を取り付けた機体です。航空自衛隊は14機を導入し、全機マクドネル・ダグラス製です。RF-4EJは、F-4EJに偵察ポッドを運用できるように改修した機体で、15機が改修されています。

期日: 2020/02/04から
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