アメリカ海軍、CMV-22Bを受領

アメリカ海軍、CMV-22Bを受領

ニュース画像 1枚目:CMV-22Bオスプレイ
© US Navy
CMV-22Bオスプレイ

アメリカ海軍は2020年2月7日(金)、ベル・ボーイングCMV-22Bオスプレイを受領したと発表しました。CMV-22BはC-2Aグレイハウンドの後継として、地上基地から空母へ人員、物資などの輸送任務に使用します。

CMV-22Bは従来型に比べ燃料タンクが大型になり、航続距離が延長されます。F-35エンジンの主要部品を運ぶ事が可能になり、C-2Aが着艦できなかった強襲揚陸艦にも輸送できるようになり、空母や強襲揚陸艦への輸送能力が大幅に向上します。

海軍の運用上のニーズを満たすため、テストプログラムは艦上および総重量テストにMV-22Bを活用するリスク削減の機会を積極的に活かしました。統合テストチームは、MV-22BとCMV-22Bの違いに焦点を当て、テストプログラム全体を短縮します。

海軍はニューリバー海兵隊航空基地で海軍航空訓練支援グループ(NATSG)を立ち上げ、CMV-22が第204海兵中型ティルトローター訓練飛行隊(VMMT-204)の設備を利用できるようにしました。これらを活用する事により、初飛行から18カ月での運用を目指しています。

パタクセントリバー海軍航空ステーションに運ばれた2機のCMV-22Bのうち、最初の開発テスト機は、第21試験評価飛行隊(HX-21)でこのプログラムの開発テストの取り組みを主導する航空試験に使用します。

最初の作戦中隊となる第30艦隊支援多任務飛行隊(VRM-30)は、2020年の夏にCMV-22Bを受領する予定です。

期日: 2020/02/07から
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