GEアビエーション、JALと787エンジンでメンテナンス契約を締結

GEアビエーション、JALと787エンジンでメンテナンス契約を締結

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日本航空

GEアビエーションと日本航空(JAL)は2020年2月11日(火)、「シンガポール・エアショー2020」でメンテナンス契約「TrueChoice Material(トゥルーチョイス・マテリアル)」を締結しました。対象は787のGEnx-1Bエンジンで、契約期間は9年間、契約総額は13億ドル相当になります。

JALは今回の契約で、GEnxエンジンのサポートが確実になるだけでなく、GEとの関係も強化できるとコメントしています。JALはこれまでに、GEのCF6、CF34、GE90、GEnx、CFMインターナショナルのCFM56エンジンを搭載した航空機を運用しています。

JALが契約した「TrueChoice Material」は、GEアビエーションが開発したエンジンのライフサイクルにわたり、柔軟に部品調達を含む支援体制が整い、コストを最適化するプログラムの1つで、高性能な新旧のOEM部品の供給による通常メンテナンスに加え、修理技術のアップグレードの提供によるエンジン性能の向上とエンジンの残存価値の向上などを実現しています。

対象となった787に搭載するGEnx-1Bエンジンは、3000海里の路線で燃料消費効率2.3パーセント(%)を向上し、さらに長い距離の運航で効率が高まります。ディスパッチ信頼性は、99.96%と高い信頼性を誇るほか、窒素酸化物の排出量も抑えます。

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