テトラ・アビエーション(teTra)は、有人エア・モビリティのコンテスト「GoFly」で、最終飛行審査に進出しました。アメリカのエイムズ研究センターで、2020年2月27日(木)から2月29日(土)に開催される「GoFly」の最終飛行審査では、開発した航空機が飛行します。
「GoFly」は、ボーイングが後援する有人エア・モビリティのコンテストです。2017年9月からエントリーを開始し、これまでに103カ国855チームが参加しています。最終飛行審査には24チームが参加し、teTraは日本から参加する唯一のチームです。
teTraが開発している航空機は、コンテスト用としての飛行許可ではなく、電動垂直離着陸機(eVTOL)として、既存の航空機許認可に沿った手続きを進めています。現在は、アメリカ連邦航空局(FAA)から飛行許可取得に向けた実証実験を進めています。
teTraは、「GoFly」参加にあたり結成されたチームで、学生と社会人のプロフェッショナルが集まった日本発のプロジェクトチームです。同社ではコンテスト終了後も航空機の開発を通じ、人が安全で自由に空中を移動する社会の実現をめざします。
なお、「GoFly」の最終飛行審査の様子は、動画配信が実施される予定です。