関西エアポートは、伊丹空港に災害時の給水源の確保を目的とした地下水浄水処理施設を新たに整備、2020年2月28日(金)から運用を開始します。
この施設は、汲み上げた地下水を生物ろ過装置や逆浸透膜などで浄化できるため、災害時に上水道が断水した際、新たな給水ラインが確保されるほか、周辺地域住民の方への非常用水としても利用できます。なお、供給量は1年あたり約15万立方メートルで、平常時も上水道とあわせ、空港内の施設で使用します。地下水を旅客の飲料水として使用するのは、日本の主要空港では初めてとなります。
関西エアポートでは、地域との共生を大切にするとともに、旅客の安全の確保と、空港を安心して利用するための環境づくりを進める方針です。