中国空軍、コロナウイルスとの戦いにY-20輸送機を投入

中国人民解放軍空軍(PLA)は2020年2月13日(木)朝、大型輸送機Y-20を2機、機番「11150」と「20041」が武漢天河国際空港に到着したと発表しました。

PLAは、新型コロナウイルスとの戦いにY-20、Il-76、Y-9を含む11機の輸送機を投入し、軍の医療チームと大量の医療用品を中国全土から輸送しました。

中国国内で開発された大型輸送機Y-20が「戦争以外の軍事作戦(MOOTW)」に投入されたのはこれが初めてでした。また、PLAが大型や中型の輸送機を派遣して緊急の空輸作戦を大規模に実施するのも初めての事でした。

Y-20輸送機は、ターボファンエンジンを4基搭載した大型輸送機です。2013年1月に初飛行し、2016年に配備が開始されています。