AWACSの歴史はオペレータが作る

AWACSの歴史はオペレータが作る

ニュース画像 1枚目:E-3セントリーとダニエル・プロプスト軍曹
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Greg Nash
E-3セントリーとダニエル・プロプスト軍曹

アメリカ空軍アンダーセン空軍基地を拠点に、「コープ・ノース20」が開催されています。この演習に、第961空中航空管制飛行隊(961AACS)のAWACS、E-3Bセントリー、シリアル「77-0355」と共に、ダニエル・プロプスト軍曹が参加しています。

プロプスト軍曹は「コープ・ノース20」演習に、E-3Bのオペレータとして参加しています。太平洋上空を飛ぶAWACSの機内で、軍曹はコンソールディスプレイでスキャンしながら空中や海上の「敵」を探し、リーダーに詳細を報告します。

E-3セントリーは、世界初の早期警戒管制機です。E-3以前にも、EC-121やTu-126など大型機は存在しましたが、空中目標を探知、追跡する能力はあっても、航空管制の能力は限定的なものでした。

「コープ・ノース20」は、2020年1月31日(金)から3月8日(日)まで、アンダーセン空軍基地でアメリカ空軍、アメリカ海軍、オーストラリア空軍(RAAF)、航空自衛隊、海上自衛隊が参加し、100機超の航空機と約2,000名の要員が集合し、ミクロネシア連邦の北マリアナ諸島連邦、パラオ、ヤップ周辺で共同訓練を実施しています。

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