アメリカ空軍T-7A次期ジェット練習機、飛行中にエンジン再始動

アメリカ空軍T-7A次期ジェット練習機、飛行中にエンジン再始動

ニュース画像 1枚目:T-7A次期ジェット練習機
© Boeing
T-7A次期ジェット練習機

ボーイングは2020年2月27日(木)、アメリカ空軍の次期ジェット練習機T-7Aレッドホークが、飛行中にエンジンを停止させ、再起動するテストを実施し、信頼性を実証したと発表しました。

テストは、イリノイ州のテストエリアで行われました。GE F404エンジンを20,000フィート上空で停止し、再起動してセントルイス・ランバート国際空港まで48秒間、飛行しました。

飛行中のエンジンの再起動テストは、リスクを伴い、特にT-7Aは単発機のため、困難なテストの1つです。テスト実施のためには、綿密な計画と準備に時間をかけて、各部門とのチームワークが必要となります。

アメリカ空軍は2018年9月、ボーイングとT-7Aレッドホークと訓練シミュレーターを供給する92億ドルの契約を締結しました。ボーイングとサーブによって設計されたT-7Aは、160以上の開発テスト飛行で175時間以上の飛行時間を積み重ねています。T-7Aは今後も様々なテストを経て、2023年にアメリカ空軍に納入する予定です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く