中国海軍052D型駆逐艦、ペリカンズP-8Aに軍用レーザー照射

中国海軍052D型駆逐艦、ペリカンズP-8Aに軍用レーザー照射

ニュース画像 1枚目:P-8A
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 1st Class Bryan Niegel
P-8A

アメリカ海軍は2020年2月28日(金)、アメリカ海軍第45哨戒飛行隊(VP-45)「ペリカンズ」の哨戒機P-8Aポセイドンが中国人民解放軍海軍の052D型駆逐艦(161)から軍用レーザーを照射されたと発表しました。この事案は2月17日(月)、グアムの西約380マイルの空域を飛行中に発生しました。

アメリカ海軍は、P-8Aは国際的な規則や規制に従い、国際空域で飛行しており、中国海軍駆逐艦の行為は、危険でプロの仕事ではないとコメントしています。さらに、これらの行為は、2014年の西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)で海上での事故の可能性を減らすために達成された多国間協定である、海上衝突回避規範(CUES)に違反していると指摘しています。

レーザーは肉眼で見えないものの、P-8Aに搭載されたセンサーで捕捉されました。軍用レーザーは、乗員や艦船や航空機のシステムに深刻な損害を与える可能性があります。

VP-45「ペリカンズ」はジャクソンビル海軍航空基地を拠点として、嘉手納基地に前方展開しています。

期日: 2020/02/17
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