阪急阪神エクスプレス、通関在宅勤務制度を導入 羽田空港支店から適用

阪急阪神エクスプレス、通関在宅勤務制度を導入 羽田空港支店から適用

阪急阪神エクスプレスは2020年3月1日(日)から、社員の通関士が自宅で土日祝祭日や平日夜間の緊急通関業務に対応できる「通関在宅勤務制度」を導入しました。まず、羽田空港通関支店から適用しています。

通関士の在宅勤務は、2018年10月の通関業法改正により可能になり、AEOの「認定通関業者」として、既存の就業規則と施設・情報管理規程に加え、通関在宅勤務に関する社内管理規程を制定し、情報セキュリティと文書管理を徹底しています。「AEO (Authorized Economic Operator)」は、貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された事業者に対し、税関が承認・認定し税関手続の緩和・簡素化策を提供する制度です。

対象業務は休日・夜間で緊急通関の申告業務に限定されており、会社貸与のモバイルパソコンでNACCS操作のみを行い、紙ベースでの業務は一切実施しません。当面は通関士の絶対数が少なく、緊急通関対応が多い通関支店から適用し、通関士の身体的負担の軽減と、適正かつ円滑な緊急通関業務体制を構築します。

阪急阪神エクスプレスは、今後も貨物のセキュリティ管理とコンプライアンス体制を強化し、高品質な通関サービスを提供する方針です。

期日: 2020/03/01から
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