JAL、客室乗務員1名が新型コロナウイルスに感染

JAL、客室乗務員1名が新型コロナウイルスに感染

日本航空(JAL)は2020年3月9日(月)、客室乗務員1名が新型コロナウイルスに感染していると公表しました。千葉県在住のスタッフで、2月25日(火)のシカゴ発成田着のJAL9便に乗務していました。この際には、熱が発生していたものの、業務に影響ないと判断して乗務していました。この便に乗務していた他の客室乗務員は、3月11日(水)まで自宅待機となっています。

JALによると、当該スタッフは3月9日(月)現在、入院隔離中で、その症状は咳や発熱などはありません。東京都の保健所から受けた3月7日(土)の連絡では、2月24日(月)の発症が確認され、2月25日(火)の運航便に同乗していた12名の客室乗務員は、濃厚接触者と特定されています。

なお、現地2月25日(火)のJAL9便の乗客数は104名、777-300の244席、機体記号(レジ)「JA743J」で運航していました。客室乗務員はマスク、ビニール手袋を着用してサービスを実施しており、当該機の機内消毒はすでに実施済みです。

JALは改めて機内の空気は、常に機外から新しい空気を取り入れ機内で循環させ、その後に機外へ排出しており、概ね2分から3分ですべて入れ替わる仕組みで、機内の空気を清潔に保つ高性能空気フィルターが装備されていると、説明しています。

※2020/03/09 17:45 追記

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