ロシア空軍Tu-95MS、タガンログで定期検査後にテスト飛行

ロシア空軍Tu-95MS、タガンログで定期検査後にテスト飛行

ニュース画像 1枚目:Tu-95MS
© UAC
Tu-95MS

統一航空機製造(UAC)は2020年3月10日(火)、傘下のベリエフで定期検査修理(オーバーホール)を終えた戦略爆撃機Tu-95MS「ベアH」が、タガンログで飛行テストを実施したと発表しました。飛行テスト完了後、乗務員に引き渡し、配備されたロシア空軍の基地に帰還します。ベリエフでは、Be-200飛行艇の製造のほか、Tu-95MSの定期検査修理なども担っています。

Tu-95は、ソ連のツポレフ設計局が設計開発した4つのNK-12MPターボプロップエンジンを搭載した戦略爆撃機で、1952年11月に初飛行しました。史上最大の水爆実験で水素爆弾「AN602(ツァーリ・ボンバ)」を1961年10月30日(月)、ノヴァヤゼムリャで投下しました。

Tu-95MSは、空中発射巡航ミサイル6発の搭載出来るようになった爆撃機です。全長49.5メートル、全幅51.1メートル、全高12.12メートル、最大速度925キロメートル、最大運用高度12,000メートル、航続距離15,000キロメートルです。

期日: 2020/03/10から
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