フィンエアーは新型コロナウイルス(COVID-19)による需要の減少や各国政府による旅行制限などを受け、2020年4月1日(水)以降の輸送量を前年比で90%削減すると発表しました。
このスケジュール調整は、状況が改善するまで継続される予定で、4月1日(水)以降、フィンエアーは一時的に約20路線のみの運航に縮小し、旅客と貨物で最も重要な路線のみ運航を継続します。3月16日(月)から縮小を開始し、3月31日(火)までの間に1,500便から2,000便を運休します。
運航する路線は、フィンランド国内線がクオピオ、マリエハムン、オウル、ロヴァニエミ線で、4月初旬から中旬のイースター期間はイヴァロ、キッティラ、クーサモ線も運航します。
国際線では、東京路線に加え、アムステルダム、ベルリン、ブリュッセル、フランクフルト、ロンドン、ミュンヘン、パリ、ストックホルム、チューリッヒ線を運航するほか、旅行制限が解除され次第、コペンハーゲン、モスクワ、オスロ、サンクトペテルブルグ、リガ、タリン線も運航します。
運休はフィンエアーのシステムに順次反映されますが、フィンエアーは現在のところ6月末分までの便をキャンセルしています。なお、フィンエアーの東京路線は現在、成田線を運航していますが、3月末からの夏スケジュールの開始に伴い、羽田にも乗り入れを開始します。