NATO消防士、ハリボテ「F-15」で消火訓練

NATO消防士、ハリボテ「F-15」で消火訓練

ニュース画像 1枚目:F-15消防訓練用モックアップで実際に発火中の対処を訓練
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Taylor D. Slater
F-15消防訓練用モックアップで実際に発火中の対処を訓練

ドイツのアメリカ空軍ラムシュタイン空軍基地で2020年3月11日(水)、「F-15」を使い、消防士たちが消火訓練を実施しました。この訓練は3月9日(月)から3月13日(金)にかけ、ラムシュタイン空軍基地のF-15モックアップを使い、北大西洋条約機構(NATO)、ブルガリア、ラトビア、リトアニア、チェコの消防士22名が参加しました。

訓練の内容は、火災が発生した「F-15」からパイロットを救出して消火しました。こうしたNATOの消防士向けの訓練は年に3回から4回、行われています。NATO以外のパートナー国からも消防士を受け入れ、消火訓練を実施し、戦闘機や輸送機の特徴や消火時の危険性を学び、万一の事態の対処能力を磨いています。

ラムシュタイン空軍基地は1952年にアメリカ陸軍とフランス陸軍が共同で建設しました。冷戦期まではF-4やF-16を配備していましたが、現在は第86空輸航空団のC-130Jなどが配備されてます。

期日: 2020/03/11から
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