海自P-3C、中国海軍艦艇の宮古海峡通過と東シナ海への進出を確認

海自P-3C、中国海軍艦艇の宮古海峡通過と東シナ海への進出を確認

ニュース画像 1枚目:ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦 117
© 統合幕僚監部
ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦 117

統合幕僚監部は2020年3月18日(水)10時ごろ、海上自衛隊の那覇基地第5航空群所属のP-3Cが、宮古島の南東約80キロメートルの海域を東進する中国海軍艦艇を確認したと発表しました。艦艇は、中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイⅡ級フリゲート2隻、フチ級補給艦1隻、計4隻です。

ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦の艦番号は「117」、ジャンカイⅡ級フリゲートの艦番号は「550」と「599」、フチ級補給艦の艦番号は「968」でした。この艦艇はその後、沖縄本島と宮古島の間の海域を北上し、東シナ海へ向けて航行したことが確認されています。

ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦は、中国海軍での名称は052D型駆逐艦です。満載排水量は7,000トン、全長156メートル、全幅18メートル、装備はVLS64セル、13センチ単装砲、フェイズドアレイ・レーダーを搭載、ヘリコプターは2機搭載し、「中華イージス」と呼ばれています。

ジャンカイⅡ級フリゲートは、中国海軍での名称は054A型フリゲートです。満載排水量は4,053トン、全長132メートル、全幅15メートル、装備はVLS32セル、76.3ミリ単装砲などヘリコプターは1機搭載しています。1番艦は2008年に就役し、30隻が配備されています。

フチ級高速戦闘支援艦は、中国海軍での名称は903A型総合補給艦です。満載排水量は23,000トン、全長178.5メートル、全幅24.8メートル、ヘリコプターは1機搭載できます。1番艦は2005年に就役し、9隻が配備されています。

期日: 2020/03/18
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