ベルギー空軍のF-16AMファイティングファルコンは2020年3月19日(木)、北大西洋条約機構(NATO)によるバルト三国領空警備でシャウレイ国際空港から200回目の離陸を記録しました。 ベルギー空軍はこれまでの200回の任務で、40機のロシアの航空機をインターセプトしています。
ベルギー空軍は2019年9月以降、NATOによるバルト三国領空警備でクライネ・ブローゲル空軍基地からF-16AMをリトアニアのシャウレイ国際空港に派遣し、任務に就いています。ベルギー空軍は現在、新型コロナウィルスへの対処と同時に、バルト三国領空警備の両方のミッションを正常に維持してます。
「NATOによるバルト三国の領空警備」は、2004年3月から行われている、バルト三国に対するNATOの防衛協力です。ソ連から独立したバルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニアは、有効な航空戦力を保持していないため、NATO加盟諸国の持ち回りで戦闘機を短期派遣し、バルト三国の領空警備にあたっています。