陸上自衛隊の第1対戦車ヘリコプター隊は、2020年1月22日(水)から2月8日(土)まで、矢臼別演習場で実施された日米協同訓練「ノーザンヴァイパー(Northern Viper)」に参加し、AH−1Sによる移動間射撃を実施し、ヘリコプター火力戦闘能力の向上を図りました。
日米協同訓練「ノーザンヴァイパー」は陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の部隊がそれぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合の連携要領を実動を通じて演練し、連携強化や戦術技量の向上、即応機動する部隊構築を目指した訓練です。
第1対戦車ヘリコプター隊は1986年に帯広駐屯地で創設され、陸自初の航空火力戦闘部隊です。主要装備は、対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラと、観測ヘリコプターOH-1を保有し、侵攻してくる敵戦車などを撃破します。