T-4ブルー5番機、731号機とパイロットがラストフライト

T-4ブルー5番機、731号機とパイロットがラストフライト

ニュース画像 1枚目:スカルショットさんの航空フォト
© FlyTeam スカルショットさん
スカルショットさんの航空フォト

第4航空団第11飛行隊「ブルーインパルス」の5番機を担ってきたT-4「46-5731」が2020年3月25日(水)、用途廃棄となりました。5番機のパイロット、元廣哲3等空佐もブルーインパルスでの3年間の任期を終え、ラストフライトを行いました。

731号機と元廣哲3等空佐は、これまでの無事故飛行を讃え、恒例の「水かけ」が行われました。ブルーインパルスで使用するT-4は、独自の改造が施され、スモーク装置の追加、ラダーの舵角増加、キャノピーの強化、低高度警戒装置などが追加されています。

T-4は、航空自衛隊のT-1とT-33で実施されていた操縦教育を1機種でこなせる機体を目指し、川崎重工が開発しました。原型機は1985年7月に初飛行し、2003年3月までに212機を納入しました。諸元は全長13メートル(m)、全幅9.9m、全高4.6m、最大速度マッハ0.9、実用上昇限度12,192m、航続距離1,297キロメートル、最大離陸重量約7,500キログラムです。

期日: 2020/03/25
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