パスコ、産学連携で「第4回宇宙開発利用大賞環境大臣賞」を受賞

パスコ、産学連携で「第4回宇宙開発利用大賞環境大臣賞」を受賞

ニュース画像 1枚目:G空間情報技術を活用した地域防災システム
© PASCO
G空間情報技術を活用した地域防災システム

航空測量や空間情報事業を手がけるパスコは2020年3月25日(水)、内閣府の「第4回宇宙開発利用大賞環境大臣賞」を受賞したと発表しました。

パスコは、九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センターと連携し、「G空間情報技術を活用した地域防災システム」を社会実装し、安心・安全な社会システムの構築を推進しています。このシステムは、「九州地理空間情報ポータル」「G空間情報収集システム」「オフライン対応アプリ」の3つから構成され、関係機関との連携を図りながら運用しています。

今回、2018年7月の九州北部豪雨や2019年7月の豪雨で災害廃棄物の仮置場調査に加え、JAXAと連携して収集した衛星データと併せて浸水被害情報等の収集・分析・共有、自治体等の防災業務や災害応急対応に活用されたことが評価され、受賞に至っています。

糸島市や多久市、東峰村などでも活用されているこのシステムは、これからも様々な自治体で活用され、防災などに役立てられることが期待されています。

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