関空第2ターミナル、電気式移動電源車「eGPU」の実証実験を開始

関空第2ターミナル、電気式移動電源車「eGPU」の実証実験を開始

ニュース画像 1枚目:eGPU 使用イメージ
© 関西エアポート
eGPU 使用イメージ

関西エアポートは2020年3月27日(金)から、関西国際空港の第2ターミナルで、待機中の飛行機へ電気を供給する電気式移動電源車「eGPU」の実証実験を、国内空港で初めて開始しました。

この実証実験は、関西エアポートと空港インフラ機能を手がけるエージーピー(AGP)、航空機電装品を手がける多摩川エアロシステムズ、関空の第2ターミナルを拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ、計4社が共同で実施します。

関空第1ターミナルは、駐機中の航空機へ電力の供給する航空機用動力設備「GPU」が地下に埋設されていますが、第2ターミナルでは「GPU」が常設されておらず、航空機の補助エンジン(APU)による自家発電、またはディーゼル発電機を車両に搭載した移動式ディーゼルのGPUで電力を供給しています。

「eGPU」は、CO2の排出量がAPUと比べて約30分の1、GPUと比べて約10分の1、減少するほか、充電式で低騒音となります。関西エアポートは、環境負荷の低い車両の導入を推進し、今後も関連事業者と環境負荷低減に向けた取り組みを推進し、周辺環境と共生した空港の発展を目指します。

期日: 2020/03/27から
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