サーブ、ブラジル空軍向けグリペンFの生産を開始

サーブ、ブラジル空軍向けグリペンFの生産を開始

ニュース画像 1枚目:グリペンFのメタルカット
© Saab
グリペンFのメタルカット

サーブは、ブラジル空軍(FAB)向け複座型グリペンFの生産を開始しました。グリペンFはグリペンEと同様に大型のグラスコクピットや機能を備え、パイロット訓練のほか、戦闘でも運用できます。

最初に製造したパーツは、リンシェーピングのサーブの施設で製造したグリペンFのコクピットすぐ後ろにあるエアダクトセクション用パーツです。

グリペンFの生産は、サーブとエンブラエル、AELシステマスなどスウェーデンとブラジルの企業が関わり、ブラジルのサンパウロ州、ガビアンペイショートのエンブラエル工場で組み立てが実施されます。

ブラジル空軍は、単座型のグリペンEを28機、グリペンFを8機発注しており、グリペンEは2021年から、グリペンFは2023年から納入を開始します。グリペンFは、フィンランドの次期戦闘機の候補にも挙げられています。

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