エア・カナダ、旅客機を利用した欧州結ぶ貨物専用便 医療品などを輸送

エア・カナダ、旅客機を利用した欧州結ぶ貨物専用便 医療品などを輸送

ニュース画像 1枚目:エア・カナダ 787-8
© Air Canada
エア・カナダ 787-8

エア・カナダの貨物部門、エア・カナダ・カーゴは2020年3月25日(水)、北米とヨーロッパを結ぶ貨物専用便の運航を開始したと発表しました。

エア・カナダは貨物機を運航しておらず、代わりに通常はエア・カナダ・カーゴ部門が、エア・カナダの定期旅客便の貨物室スペースを管理、販売しています。今回運航を開始したフライトは乗客が搭乗しない旅客機を使用し、新型コロナウイルス(COVID-19)用の医療品や世界経済を支える物資などを輸送します。

3月中旬にトロントを出発した最初の貨物便は、フランクフルト、ロンドン、アムステルダムへ、グランドピアノ35台分相当の35トンを輸送できる787で運航されました。これらの取り組みにより、エア・カナダは世界のサプライチェーンを支援します。

なお、今後はラテンアメリカや南米だけでなく、遠隔地のコミュニティなども含めたカナダ国内でエア・カナダ・エクスプレス機材を利用した物資の輸送も計画しています。

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