アムステルダム・スキポール国際空港は2020年4月から、保安検査場後エリアのすべての指定喫煙所を閉鎖し、ターミナル全体が禁煙となります。保安検査前エリア前の喫煙所は既に閉鎖されています。
飲食店エリアの喫煙所を閉鎖することにより、スキポール国際空港は、「オランダの飲食店にある喫煙所はすべて閉鎖しなければならない」とする、オランダ最高裁判所の判決を遵守します。この判決は2019年9月に下されています。
スキポール国際空港は喫煙所を保持するため、喫煙所を飲食エリアの一部ではなく「公共エリア」として扱うこともできましたが、これをきっかけにターミナル内での完全禁煙という目標の実現に踏み切りました。