エールフランスのAF447便、墜落は人為的要因などが重なる

エールフランスのAF447便、墜落は人為的要因などが重なる

エールフランスが2009年6月1日、AF447便が大西洋上に墜落した航空事故について、フランスの事故調査委員会(BEA)がその調査を発表しました。調査報告は技術的、人為的要因が複数、重なり起こったとの結論をまとめました。2011年に墜落した機体番号「F-GZCP」の機体と、そのフライトレコーダーを海底から発見、それらを分析した報告です。

この最終報告では、速度計「ピトー管」の誤作動と運航乗務員が適切に対処できなかったことを指摘。当時、機体の機首を下げて速度を上げるところ、機首上げを続けたため失速したとしています。

これを受けてエアバスは、パイロットへのサポート体制などより強化できるよう調査報告書を細かく分析するとコメントを発表。エールフランスでも安全運航に向けて取り組むとコメントを発表しています。

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