エティハド航空、787-10旅客機を貨物専用便に転用

エティハド航空、787-10旅客機を貨物専用便に転用

ニュース画像 1枚目:エティハド航空 イメージ
© Etihad Airways
エティハド航空 イメージ

エティハド航空は2020年3月26日(木)、アラブ首長国連邦(UAE)と世界の主要貿易レーンの継続性を確保するため、787旅客機を貨物専用で運航し、貨物サービスを補完すると発表しました。

UAE政府などの決定に基づき、エティハド航空は3月25日(水)深夜からアブダビ発着路線の旅客便運航を一時停止していますが、エティハド・カーゴは、主要市場を結び、UAEの輸出入の需要がカバーされるよう主要な役割を担っています。

787旅客機での貨物輸送は、777貨物機を補完するため、787の3機種の中で最も大型の787-10を導入し、まずは10市場へ週34便を運航します。1機あたりの積載量はローワーデッキに12パレット、コンテナ4つで、最大45トンを輸送できます。対象は、インド、タイ、シンガポール、フィリピン、インドネシア、韓国など、貨物便を受け入れている国々です。また、リヤド、ロンドン、香港、上海線は、既存の貨物輸スケジュールが強化されています。

787を導入することにより、果物、野菜、食肉、医薬品、郵便物、eコマース商品など、UAEへの重要な品物の輸入を継続的できるとともに、エティハド航空は世界貿易の促進にも貢献します。

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