航空局、シンガポールと航空機の整備施設に関する相互承認を署名

航空局、シンガポールと航空機の整備施設に関する相互承認を署名

ニュース画像 1枚目:ロールス・ロイスのシンガポール・カスタマー・サービス・センター
© Rolls-Royce
ロールス・ロイスのシンガポール・カスタマー・サービス・センター

国土交通省航空局は2020年3月27日(金)、シンガポール航空局と「航空機の装備品等の整備に関する技術取決め」に署名したと発表しました。

日本とシンガポールは2019年初頭から、航空機装備品の整備施設の相互承認に向けた協議を開始していました。今回の取決めに基づく承認手続きは5月から開始し、日本またはシンガポールの検査を受けた整備施設は、双方の航空局による検査を省略し、装備品などの整備が可能となります。

これにより、日本国内の航空会社はシンガポール当局の検査を受けた施設で整備した装備品を使用することが可能になり、整備コストの軽減が期待されます。

日本と外国との整備施設に関連する相互承認は、今回で2カ国目です。1カ国目はカナダで、2017年12月に取決めに署名しています。航空局では、アメリカやヨーロッパの航空局との間でも、整備施設の相互承認に向けた協議を進めています。

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