日本貨物航空(NCA)は2020年3月27日(金)、新型コロナウイルスに感染した運航乗務員6名の濃厚接触者の別の運航乗務員1名が新たに感染していたことを確認、発表しました。
3月27日(金)に感染が判明した1名は、最初に感染が確認された運航乗務員3名が感染者と分かる前に濃厚接触した可能性があり、宿泊施設で経過観察中に発熱の症状が出たため、検査で感染が確認されました。重症ではなく、当該感染者から新たな濃厚接触者はいません。
NCAは貨物専門の航空会社のため乗客は搭乗しておらず、また運航乗務員が搭載されている貨物に直接接することはないと説明しています。また、感染者が乗務した航空機と事務所の消毒などを行ったほか、全社対応として、全社員に対し手洗いとうがいの励行、マスクの着用、消毒用アルコールの設置、在宅勤務、時差出勤の実施、運航乗務員の滞在先での外出自粛など、保健所の指導の下、運航乗務員を含む全社員に対し、感染拡大を防ぐため最大限の努力を行っています。