アメリカ陸軍、将来型攻撃偵察機の試作機開発 2社を選定

アメリカ陸軍、将来型攻撃偵察機の試作機開発 2社を選定

ニュース画像 1枚目:2社の将来型攻撃偵察機
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2社の将来型攻撃偵察機

アメリカ陸軍は2020年3月25日(水)、将来型攻撃偵察機(FARA)プログラムで試作機を開発する企業を、ベル・ヘリコプター・テキストロンとシコルスキーの2社を選定したと発表しました。これによりFARAプログラムは、フェーズ2に移行しました。

アメリカ陸軍は、1970年代に初飛行をしたUH-60やAH-64の後継機を開発する将来型垂直離着陸機(FVL)プログラムを立ち上げ、開発を進めています。FVLプログラムの一環として、OH-58カイオワの後継機を開発するFARAプログラムも進めています。

FARAは、アメリカ陸軍の航空近代化の最優先事項です。ステルス性、速度、航続距離、残存性、攻撃力を大幅に向上した回転翼機の開発を目指しています。3フェーズで構成され、フェーズ1は初期設計で2社を選定、フェーズ2では競争試作機の設計と開発、そして飛行試験を行います。2023年の秋までに評価、選定と至り、フェーズ3で完成を目指します。

期日: 2020/03/25から
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