防衛省、アメリカ軍再編の訓練移転 2020年度は10回程度を計画

防衛省、アメリカ軍再編の訓練移転 2020年度は10回程度を計画

ニュース画像 1枚目:アメリカ海兵隊 VMFA-232 F/A-18Cホーネット
© U.S. Marine Corps photo by Cpl. Stephen Campbell
アメリカ海兵隊 VMFA-232 F/A-18Cホーネット

防衛省は2020年3月30日(月)、「令和2年度における米軍再編に係る航空機訓練移転」の実施概要を発表しました。訓練移転は日米の相互運用性の向上と、嘉手納をはじめとするアメリカ軍基地周辺の騒音軽減を目的としています。2020(令和2)年度は、10回程度の実施を目標としています。

訓練の移転元となる基地は、嘉手納、岩国、三沢のアメリカ軍基地で、移転先は千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原の航空自衛隊が所在する各基地やグアムなどを予定しています。訓練の規模や期日などは決まり次第、関係自治体へ連絡、改めて発表されます。

なお、移転する部隊は、岩国基地所属のアメリカ海軍第5空母航空団(CVW-5)や三沢基地所属の第35航空団(35FW)、嘉手納基地所属のアメリカ空軍第18航空団(18WG)で、これまでに国内で56回、グアムなどで48回、計104回の訓練移転が実施されています。

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