シンガポール・チャンギ国際空港は2020年4月6日(月)、新型コロナウイルスの感染拡大による旅客便の減少を受け、4つある旅客ターミナルのうち、第2ターミナルを5月1日(金)から閉鎖すると発表しました。また、第4ターミナルの閉鎖も検討しており、運営を縮小してコストを削減する方針です。
チャンギ国際空港の旅客取り扱い能力は年間約8,500万人で、このうち第2ターミナルが約22%を占めています。1月から拡張工事を開始しており、今回、完全に閉鎖することで工事に専念し、予定していた2024年の完成を1年前倒しします。
第4ターミナルは、チャンギ国際空港の中で最も小さく、現在使用中の航空会社がが休止や移動を決め次第、使用を停止します。
シンガポール政府は感染防止策を強化し、4月7日(火)から生活に欠かせない産業を除く職場の閉鎖を決めており、空港内の店舗も閉店が増える見通しとなっています。