サンフランシスコ国際空港は2020年4月8日(水)、10億ドルをかけたターミナル3西プロジェクトの延期を発表しました。
ユナイテッド航空が使用するターミナル3の改修プロジェクトは、残りの改修工事を当初6月に工事を開始する予定でしたが、少なくとも6カ月間の延期が決定しました。新型コロナウイルス(COVID-19)による搭乗者数とフライトの減少を理由としています。
この改修プロジェクトでは、ターミナル西半分の既存の40万平方フィートを対象に、耐震改修、新たな建築塗装や搭乗者用アメニティの導入が予定されています。また、19万平方フィートを追加し、飲食店やリテール店舗などを拡大するほか、国際線に対応するため搭乗口を再構成します。
なお、すでに設備やテナントの移動などを含め、計画の75%が終了しています。当初の計画では2023年秋の建設終了を予定していました。