アメリカ海軍の空母「ジェラルド・R・フォード(CVN-78)」は、大西洋で戦闘システムのテストを完了しました。空母の戦闘システムや新たに導入した技術を実証するためのテストを行いました。
数日間に渡ったテストは、海軍司令部との共同作業で、航空交通管制レーダービーコン(ATCRB)や敵味方識別装置(IFF)、デュアルバンドレーダー(DBR)など戦闘や自衛のミッションの能力を、ATACのクフィルとホーカーハンターを使って確認しました。
「ジェラルド・R・フォード」はジェラルド・R・フォード級原子力空母の1番艦です。新しい技術を用いた21世紀の空母で、40年以上運用できるように設計され、2017年7月に就役しました。諸元は満載排水量約101,600トン、全長332.9メートル、全幅76.81メートル、速力30ノット以上です。