統合幕僚監部は2020年4月9日(木)、ロシア機が日本海とオホーツク海を飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対応したと公表しました。ロシア海軍のIL-38哨戒機2機が確認されました。
IL-38哨戒機は択捉島の北東から飛行し、オホーツク海を飛行、宗谷海峡から日本海へ抜け東経140度付近から日本列島沿いに能登半島付近まで南下し、その後にウラジオストク方向へ向かいました。
統合幕僚監部が公開している画像によると、機首部分に「03」と記されており、ロシア海軍のIl-38N対潜哨戒機、「RF-75338」と見られます。機首部分に平板状のアンテナを装備し、アップグレードが施された機体です。