エア・カナダは2020年4月11日(土)、より多くの貨物を搭載できるよう、3機の旅客機777-300ERの改修を発表しました。
再構成により、貨物容量は倍となり、医療用マスク最大900万枚相当となる、89.63トンを輸送できます。改修では、422席を撤去し、医療機器などの軽量の貨物を搭載するスペースを作り出しています。1機目は既に運航を開始しており、2機目と3機目は間もなく完成予定で、近日中に運航を開始します。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴う運休・減便などにより、貨物容量が減少していることを受け、旅客機を駐機し続ける代わりに、資産を最大限に活用し、カナダで必要とされる医療品や物資、また世界経済を支える物資などの迅速な輸送を行っています。
エア・カナダは3月22日(日)以降、貨物便として40便を運航し、今後は、改修した3機の777に加え、787、777を活用し、最大週20便の貨物便の運航を計画しています。