あけぼのと強襲揚陸艦アメリカが初の共同訓練、東シナ海で実施

あけぼのと強襲揚陸艦アメリカが初の共同訓練、東シナ海で実施

ニュース画像 1枚目:あけぼのとアメリカ、F-35BがLHA-6から離艦
© Mass Communication Specialist Seaman Jomark A. Almazan
あけぼのとアメリカ、F-35BがLHA-6から離艦

海上自衛隊とアメリカ海軍は2020年4月10日(金)と4月11日(土)の2日間、東シナ海で日米共同訓練を行いました。参加した艦艇は、護衛艦「あけぼの(DD-108)」と強襲揚陸艦「アメリカ (LHA-6)」でした。この艦艇による共同演習は、これが初めてのことです。

訓練は、通信や補給、戦術訓練などを実施しました。訓練を通じて、海上自衛隊の戦術技量の向上と相互の連携強化を図りました。補給艦ジョン・エリクソン(T-AO-194)も参加し、「あけぼの」と「アメリカ」が運用継続を実証し、両艦の継続的な海上活動の確認、訓練中にはF-35BライトニングIIの離着艦も行われました。

「あけぼの」は、むらさめ型護衛艦の8番艦です。諸元は基準排水量4,550トン、全長151メートル、全幅17.4メートル、速力30ノット、兵装76ミリ単装速射砲、CIWS、4連装SSM発射機、VLS、3連装短魚雷発射機、哨戒ヘリコプター1機です。

「アメリカ」は満載排水量44,971トン、全長257.3メートル、全幅32.3メートル、速力22ノット以上です。F-35Bの運用能力を最大化するために設計され、適応性と柔軟性に優れ、航空施設、高度な通信、戦闘システム、指揮統制装置、医療施設を備えています。

期日: 2020/04/10 〜 2020/04/11
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