陸上自衛隊第1ヘリコプター団 は2020年4月14日(火)、幹部航空操縦特技課程及び陸曹航空操縦課程の卒業式を挙行しました。第1ヘリコプター団の操縦課程教育は、陸上自衛隊が保有する最大のヘリコプターCH-47J/JAチヌークを操縦するための教育課程です。
陸自のCH-47J/JAチヌークは、V-107輸送ヘリコプターの後継としてCH-47Dをベースに川崎がCH-47Jをライセンス生産し、1986年11月から導入を開始しました。1995年から航続距離を伸ばした改良型のCH-47JAを導入しています。現在は、CH-47F相当の機体を導入しています。
CH-47JAの諸元は、胴体長15.8メートル、最大全備重量22,680キログラム、最大速度270キロメートル、航続距離1,040キロメートル、実用上昇限度約2,700メートルです。