丸紅とインターステラテクノロジズ(IST)、D-Orbit SpAの3者は2020年4月14日(火)、超小型人工衛星の軌道投入ロケットに搭載される予定の小型衛星放出システムの研究・開発のため、業務提携を締結します。締結日は2月25日(火)です。
丸紅は、2016年からISTと業務提携し、ISTに調査研究を委託するとともに、販売代理店として国内外の顧客に対してロケット打上げサービスの提案や販売活動に取り組んでいます。さらに、2019年11月には資本提携を通じ、パートナーシップの強化を図ってきました。
D-Orbitは、小型衛星放出システムの軌道輸送に焦点をあてた研究・開発を行う、イタリアのニュースペース企業で、独自技術を活用した打上げアレンジと軌道投入のサービスを提供しています。
今回、3者の業務提携により、超小型衛星打上げ事業での協力関係をいっそう強化し、世界の幅広い顧客層に超小型人工衛星用の軌道投入用ロケット「ZERO」を活用した衛星打上げサービスの提案・提供に繋げます。また、小型衛星事業者の打上げニーズに応え、通信技術や地球観測技術等の向上を図り、宇宙産業発展への貢献をめざします。